このページでは、はじめてメダカを飼育・販売をする人に向けてメダカ飼育と販売方法の流れをご紹介します。
これから初めてメダカの飼育を始める方や、メダカで副業を始めたい方向けにも必要な道具や販売ルート、ノウハウなどを紹介しています。
メダカを飼ってみたい・ゆくゆくは販売もしてみたいと言う方は参考にご覧ください。
<プロフィール>
✔メダカは父の影響で学生時代から始める
✔Twitterフォロワー5500人
✔現在飼育中の品種は20種類以上
✔好きなメダカはサファイア
✔オリジナル掛け合わせを日々試行錯誤中
メダカってどんな魚?
特徴
キンギョと同様に観賞魚として古くから日本人に親しまれていて、ヒメダカなど観賞魚として品種改良されたメダカが現在では広く流通しています。
飼育の簡単さと繁殖のしやすさがなんと行っても売りです。
現在では改良が進み改良メダカの種類は500種類以上にも及びます。
僕はサファイアや夜桜というメダカの品種が好きです!
寿命
メダカの寿命は自然環境下では1~2年、飼育環境下では2~3年です。
長生きさせたければ冬はしっかりとメダカを冬眠させてあげてください。
種類
前述にも記載した通り現在では改良メダカの種類は500種類以上にも及びます。
詳しくは下記をご覧ください。
値段
値段はピンキリですが、最近安いものでは500円以下でも変えますし、高いものでは30万を超えるものもあります。
僕が最近見た中で特に高かったものは、メダカ屋の【サバンナ】さんが出品していたサボテンですね。
なんと201000円!
圧巻の値段です。
そんなメダカ屋【サバンナ】さんはYouTubeもやられていますので、もし良ければご確認ください!
メダカ飼育に必要なもの
さてここから本題の飼育についてですが、最低限必要なものは。。。
✅水槽
✅餌
正直言えばこれだけで終了です。
室内飼育や繁殖をするとなると更に必要なものが出てきますが、見て楽しむだけならこれでOKです。
水槽
まず第一に必要になってくるのが水槽についてですが、屋外で飼育をするのか、屋内で飼育するのかにもよって水槽は変わってきます。
屋外飼育の場合は写真のようなダイソーやセリアなどの100均で買える容器でも十分OKです!
そのため飼育容器にかける費用は高くありません。
ちなみに飼育容器の色はメダカの体色にも関わってくるため黒・白・透明・グレー容器辺りをおすすめします。
僕の以前の家にはなりますが屋外飼育スペースはこんな感じです。
これほぼ全て100均で買ってきてます!
室内で飼育する際は、しっかりとした水槽で飼育をされる事をおすすめします。
なので僕が用意している100均の容器だと3匹くらいが妥当な気がします。
他にも飼育容器で人気なものが下記のNVボックスになります。
こちらは13リットルほど入るので、この容器1つで10匹程度のメダカを飼育する事も可能です。
餌(えさ)
メダカもやはり生き物のため、餌を食べなければ餓死してしまいます。
餌に関しては少し高いですが下記の『おとひめ』をあげるようにしています。
おとひめの方が稚魚にも成魚にもあげられるから幅広く使えて成長も早い気がしてます!他にも生体管理フードなども使用しています!
飼育初心者の方はアクアリウムショップなどに売っている餌でも問題はありません。
定番なメダカの餌だと金パケと呼ぶ人もいる『ヒカリ』が値段も安くおすすめです。
メダカ飼育で必要となる初期・維持費用
初期費用屋外
・容器(成魚用1点:約100円)
・餌(成魚用1点:約300円)
・親メダカ(親を何を買うかによる:約2000円)
これはあくまでも目安で、親に選ぶメダカによって初期費用は大きく異なります。初心者は高くても3000円未満のメダカから始めるのをお勧めします!
幹之メダカがメダカのスタートしては安価かつ楽しめるのではないかと思います。
屋外で始める分には親のメダカさえ選べば正直2000円もあれば十分です。
※ワンペア(雄、雌)を前提に概算
初期費用室内(繁殖前提)
・水槽(1点:約2000円)
・フィルター(1点:約1000円)
・照明(1点:約1500円)
・ヒーター(1点:約1500円)
・エアレーション(チューブ・エアストーン込み:約2000円)
・親メダカ(親を何を買うかによる:約2000円)
これはあくまでも目安で、一部を中古で用意したり、繁殖をしないならヒーターを使わなくするなどして初期費用を浮かせられます。
初期費用に関しては繁殖目的なのか鑑賞目的なのかでも変わってきますが、基本的に5000円はかからないはずです。
維持費
維持費としてはエサ代に加えて、室内の場合はヒーターやフィルター、照明を動かす電気代、ろ材を交換した際はその代金が生じます。エサ代は繁殖のために高価な物を使うか否かで大きく変動しますが、月に1袋(500円)かかるかどうかです。
屋外の場合も餌は1ペアなら月に1袋(500円)かかるかどうかです。またその他の費用はほぼかかりません。
そのためメダカ飼育でかかるランニングコストは高くないと思います。
メダカ飼育方法
水温
メダカを飼育できる水温は5~30度程度です。
10度を下回る低水温ではあまり活動をしなくなり冬眠してしまいます。
室内で観賞用として楽しみ場合や繁殖を行いたい場合は、冬場は水槽用ヒーターを使用して25℃前後に加温する必要が出てきます。
長期的な飼育を考えるなら寒さや暑さが特に厳しい場合を除いて、無加温飼育がおすすめです。
また水温30度を超える日が続くとメダカは消耗し徐々に弱ってしまうため、水槽用冷却ファンなどを設置して水温を調節しましょう。
屋外飼育の場合は、すだれや浮草で日陰を作ることによって対処します。
水質
メダカ飼育の際の水ですが、自分は基本的には水道水をバケツに貯めて2日程放置したものを使用しています。
それでもカルキが完璧に抜け切れているかは怪しいですが笑
メダカがこのやり方で落ちた事は今の所ないです。
もしくは下記のようなカルキ抜きを使用してから、メダカの飼育水として使っています。
カルキ抜きについては100円ショップのダイソーやセリアでも販売をしているのでそちらでも問題はないです!
メダカは水質の変化で死んでしまう事もあるので、水槽導入時などは水合わせをしっかりと行ってください。いきなり水温の差が大きな環境に投げ込むと弱ってしまう事もありますので水温の変化にはご注意を!
自分は夏場は週に2回、それ以外は週に1度水槽の水の3分の2を変えています。全替えはしないかな。室内の場合は水が痛みやすいので高頻度でこまめに変えてます!
餌(えさ)
前述にもありますが餌は1日に2~3回に分けて、1回あたり5分程度で食べ残しが出ない食べきれる量だけ与えます。
餌は特に水を汚すので、食べ残しが生じないように与えすぎに注意し、食べ残した場合は可能な限り取り除いてください。稚魚や若魚は成長のために、より多くの栄養を必要とします。成魚よりも1日の給餌回数を多くすることで、死亡率の高い時期を早期に脱することが可能です。その場合は水も痛みやすくなるので水換えの回数も増やしてあげましょう!
針子と稚魚には小分けにして1日5回くらいエサをあげてます!
メダカ繁殖のポイント
照度
メダカの産卵の条件には「日照の長さ」があります。
野生のメダカの繁殖期が4~9月ごろになるのはこのためです。
そのためライトなどで人為的に繁殖に適した条件を作り出す事によって冬場でも繁殖させることができます。
室内で繁殖をさせる際はライトはマストとなってきます。
下記のライトはやや値段が高いですが、こちらのライトに変更してから室内に入れたメダカは1週間以内にほぼ100%卵を産むようになりました。
ライト無しでの冬場の室内での繁殖は余程日当たりが良くなければほぼ不可能です。繁殖をさせたい人はここはケチらずに購入しましょう。
水温
また室内飼育で繁殖させたい場合や冬場の繁殖はヒーターが必要となります。
比較的水温に対する適応能力の高いメダカですが、20℃以上の水温で産卵を始めると言われているため、ヒーターで、メダカが活発に活動する水温に調整することが好ましいです。
写真のような水温を自由に調整でき25℃程度に保つ事ができるヒーターがおすすめです。
僕が使っているものは下記となります。
kazu宅ではヒーターの温度設定は常に27度!
冬場でも毎日バンバン卵を産んでます!
冬場のヒーター無しでの繁殖もライトと同じく不可能ですので、メダカを増やしてみたい方はヒーターの購入もお忘れなく!
メダカで稼ぐ副業方法
ここからはメダカの販売(副業)方法について書いていきます。
自分は小さなアパート暮らしでしたが(半年ほど前)、現在安定して最低でもメダカで月に5万円以上は稼いでます!スペースさえあれば20万円は余裕です!!
始める前に注意事項を
まずは飼育に慣れないと繁殖云々の前に全滅するケースも多々あります。
販売(副業)を始める前にきちんと育てられる知識をつけてからがスタートです。繁殖から成魚になるまで3ヶ月は掛かる事も念頭においてください。
メダカでの稼ぎ方(副業の仕方)
まずは親の仕入れから始めます。
大事なのはトレンドの品種を知ること。
僕が思うおすすめ品種も下記にまとめておきます。
ちなみに僕が親の仕入れ先として購入させて頂いているのはめだかの故郷『静楽庵』さんです!
金額はかなり高いですが、LINE販売で安く買えたりもします。
血統は大事ですし質の悪い物を販売していてはリピーターは増えません。今後のメダカライフのための投資だと思って是非チャレンジしてみてください。
- 初心者なのにそんな高いメダカに手を出すのが怖いです。。。
-
安心してください!そんなあなたの為に僕がいます。
当サイトでは有名店舗から購入したメダカを繁殖し比較的安値かつオンラインで販売を行っています!
飼育から販売に至るまでご相談にも乗れます!
当サイトオリジナル品種のメダカも販売しておりますので是非覗いて行ってください!
仕入れたらあとは繁殖させるだけ!
成魚であれば届いた次の日には卵を取ることも運が良ければ可能です。
まずはとにかく繁殖させて見定めたメダカを増やしましょう!!
卵の販売はメダカ飼育になれてきてからはじめる事をおすすめします。
まずは要領を得てからです!
ある程度メダカを繁殖させたら遂に販売に進みます。
ただ初心者がいきなりなんの媒体を持たずに販売するのは至難の業です。
販売を行う前にまずは販売ルートを確保してください!
僕は主に下記の4つを使用しています。
・PayPayフリマ
・ヤフオク!
・Twitter
・当サイト
PayPayフリマは卵の販売のみ、ヤフオクは生体・卵共に販売可能です!
メダカの購入元や血統などしっかり明記して出品するようにすると信用度が上がり購入して貰いやすくなります。
販売する際のメダカ紹介文の参考に自分の販売ページをご覧ください。
メダカを買ってもらえたらやらなくてはいけないのが発送です。
発送には注意が必要で、生体の為、丁寧に扱わなければ死んでしまう事もあります。
卵の発送、成魚の発送それぞれやり方は異なります。
まずはYouTubeなど見て練習してみてください!
下記に参考動画を貼っておきます。
ちなみに自分は写真のようにして、発送を行っています。
販売から発送については改めて別の記事で詳細を記載しようと思っていますので、完成次第よろしければお読みください!
2021年9月 今が旬なおすすめ品種
旬な品種という事はそれだけ売れるという事でもあり、値段も高いメダカが多いです。
初心者のスタートダッシュにはあまり向いていないかもしれません。
販売をしていて思う不動の人気品種
ここら辺は値段は落ちており、安価で買えるものの未だに人気だなと僕が思う品種です!
サファイアは皆大好きですね〜
三色ラメとか容器がいくつあってもいいのが中々取れなくて困ってしまう。。。
自分のメダカを買って貰えた時って本当に嬉しいものです。
皆さんも是非メダカの飼育・販売始めて見てください!
お問い合わせやメダカについてのご相談は下記のSNSまでお気軽にご連絡ください!
・Twitterメダカ垢(@aBugr6ve91BO7J5)
・instagram(kazu_medaka)
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