このページでは、はじめてメダカの室内飼育をする人に向けてAmazonで揃えられるアイテムを使ったメダカ部屋の作り方をご紹介します。
季節ももう10月、秋に近づきメダカが産卵をストップし出してきた頃ではないでしょうか?
メダカを飼育をしている方ならきっと、冬でも繁殖をさせたといと思った事ありますよね?
室内なら冬でも卵を取って繁殖させる事ができると聞くがどうやってメダカの室内飼育を始めたらいいか分からない。。。
✅繁殖の為に何が必要なのか分からない
✅どうやって温度管理をしたらいいのか分からない
✅室内飼育に必要なものがわからない
こんな悩みがあるのではないでしょうか。
今回はメダカ飼育者なら一度はやってみたいと考えるメダカの室内飼育(繁殖)で必要になるものをじっくりと解説していきます。
僕のメダカ部屋作成に当たって必要だったものもリストアップしておきましたので参考にしてみてください!
<プロフィール>
✔メダカは父の影響で学生時代から始める
✔Twitterフォロワー約5500人
✔現在飼育中の品種は20種類以上
✔好きなメダカはサファイア
✔オリジナル掛け合わせを日々試行錯誤中
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室内での繁殖方法
メダカを室内で繁殖させる条件をまずはご紹介します。
- 日照時間を確保する(LEDライトを用意)
- 水温を25度以上に保つ(ヒーターorエアコンを用意)
- 栄養を与える(餌をしっかりあげる)
この3つがまず最低条件となります。
それでは一つ一つ説明していきます。
日照時間
別の記事でも書いていますが、メダカの産卵の条件には「日照の長さ」があります。
野生のメダカの繁殖期が4~9月ごろになるのはこのためです。
そのため室内飼育で産卵させる為にはライトで人為的に繁殖に適した条件を作り出す必要があります。
日照時間に関してはLEDライトで代用します。
下記のライトに変更してから室内に入れたメダカは1週間以内にほぼ100%卵を産むようになりました。室内これから始める方には超おすすめです!
(Amazonでは売り切れの時がありその時は、おすすめ商品で出てくるとにかく魚用のLEDライトを購入するのをお勧めします)
僕は仕事が在宅なのもあって起きるのが遅いため、毎日9時にライトを入れて22時に消すようにしています。常に付けとけば良いというわけでもないので注意です!
温度管理
冬場の繁殖は水温を25度以上にする事が必要となります。
比較的水温に対する適応能力の高いメダカですが、20℃以上の水温で産卵を始めると言われているため、ヒーターやエアコンで、メダカが活発に活動する水温に調整することが好ましいです。
20℃以上で産卵を始めるといったものの、体感ですが25℃はないとあまり産まない印象です。
なので写真のような水温を自由に調整でき25℃程度に保つ事ができるヒーターがおすすめです。
水槽が少ない方ならヒーターでも問題ありませんが僕のように室内にNVが20個以上ある方の場合は1つ1つにヒーターを入れる事が出来ないためメダカの産卵条件まで部屋全体を温められるエアコンをお勧めします。
部屋の扉を閉め切ってエアコンの設置温度を28〜30度で冬場は飼育をしています。
これくらいの温度をキープできるとメダカは産卵を止める事なく毎日室内でも行ってくれます。
僕はメダカの室内繁殖の為にエアコンまで買って設置しました笑
栄養
こちらに関しては言うまでもなくです。
餌はメダカ飼育でマストです。
屋外と変わらず食べ残しが出ない量であげてください。
僕はニチドウの生体管理フードを餌として使用しています。
粉餌と合わせてゾウリムシやみじんこなどの生き餌もメダカに与えられる成長も早くなりベストです✨
室内飼育のメリット
メダカの室内飼育を始める方には、まずは室内飼育だからこそのメリットを把握してみてください!
- 冬場でも卵を取る事ができる
- 冬場でも稚魚を育てる事ができる
やはりなんと言ってもメダカを室内飼育する醍醐味は夏場だけでなく冬場も卵を取り、稚魚を育てる事ができる事です!
室内飼育のデメリット
メダカの室内飼育を始める方はこんなデメリットがある事も把握してみてください!
- 水替えが大変
- 急激な温度変化をさせるとメダカが落ちてしまう危険性もある
- 冬場は温度管理のせいで結露するなど部屋に影響が出る
- メダカを休ませる必要がある
- メダカの寿命が縮む
思いつく限りでも上記のようなメダカの室内飼育にはデメリットがあります。
冬場でも産卵をさせる事が出来てメダカの室内飼育はメリットしかないかと思えばそういうわけでもないんです。。
冬場の水替えは本当に寒いし、温度調節を間違えるとそれだけでメダカは落ちてしまいます。
それとなんといっても室内なので、いちいち容器をメタルラックから下ろして容器を洗いつつ変えています。
意外と時間のかかる作業です。水槽一つ位の人なら簡単ですが1部屋丸々メダカに使ってしまっている場合はそうもいかないんです。。。
僕の場合は水温が25度になるように水温計で調整して冬場は特に気をつけながら水替えをしています!
またメダカも1年中卵を産んでいるかというとそうでもありません。
メダカは自然界では春から夏にかけて卵を産み、秋から冬は冬眠をする生き物です。
室内飼育は、それを冬でも無理やり夏場と同じ条件を作って稼働させる無理をさせているわけです。
当然の事ながら寿命が短くなる事や夏場から卵を産んでいたメダカに関しては産卵数が徐々に減っていきます。
翌年もそのメダカを親として使用する事を考えている場合は、どこかで数ヶ月だけでも冬眠をさせると翌年も卵を産んでくれます!
メダカ部屋をご紹介
我が家のメダカ部屋を大公開です!
6畳の部屋を使い、このように室内飼育を行なっています。
部屋をフルに使うとメタルラックが6個置く事ができます。
なんとこの部屋やTwitterでの投稿などが目に止まり日本経済新聞さんに取材をして頂きました。
他にも下記のソルナリウムさんの記事での取材や昭島メダカ同好会主催のめだかフェスにも出店をさせて頂いております。
イベントや取材の依頼がございましたらTwitterのDMもしくはお問合せフォームまでお願いします!
Amazonで買えるメダカグッズ
我が家をご紹介しメダカ部屋のイメージを持って頂いた所で、この部屋を作るに当たってAmazonで用意したものを一つ一つご紹介していきます。
メタルラック
幅90超えると相当詰めればNV13が3つ置けます!
写真のようにこれを2つ並べています。
1つでおけるNVの総数はマックス12ケースです!
NV13(飼育容器)
一段に3個まで配置可能です。(かなりキツキツになるのでNV10を真ん中に挟むのがお勧め)
メダカの体色にも関わってくるため自分は黒とグレーと白と透明の4つの飼育容器を使い分けています。
一つの飼育容器に2ペア位がゆったりと飼えて成長も早くなるので早期産卵を狙えます!
エアーポンプ
エアーは必ず室内なら水が痛んだり油膜がはらなくなるので入れたほうがいいです!
水が痛まない事や油膜が張らない事は水替えの手間が減る事にも繋がります。
下記のエアーポンプならこれ一つで全ての飼育容器に空気を届ける事ができます。コンセントも一つしか使いません。
優れもののエアーポンプですが駆動音と空気の音が多少します。(メダカ屋とかの音のイメージ)扉を閉めてしまえば気になりませんが、音に敏感な方はエアーは非推奨です。
エアストーン
ブロアーから出た空気をソフトチューブを通して水槽に送りこむ為に使用します。
ソフトチューブ
ブロアーから出た空気をエアストーンに通すのに使用します。
一方コック
空気の量の調整に使用します。
メタルラックの一段につき3個〜6個の一方コックを配置しています。
なのでメタルラック一つにつき最小12個、最大24個の一方コックが必要となります。
塩ビ管(塩ビパイプ)
自分はホームセンターで用意をしたものに穴を開けて一方コックを取り付けましたが、最初から一方コックを取り付けてくれているものもAmazonには販売しています。
ホームセンターの通販サイトからも購入可能です!
塩ビ管(塩ビパイプ)のサイズはVP13がお勧めです。
結束バンド
ライトから塩ビ管(塩ビパイプ)、コードを束ねるのといい何から何まで大活躍の結束バンドです。
こちらはナイロン製で数も大量に入っているものをお勧めします。
ライト(連結用)
こちらのライトを連結コードで電源コードつきのLED多目的ライトにつなげる事でコンセント一つでメタルラックの全ての段にライトをつける事できます。メダカを産卵させるのに十分な光量もあります。
電源コード付きのライトはメタルラック1つにつき1本必要となります。
自分はメタルラックを2つ使用しているので2本購入しました。
ライト(連結用)
こちらの連結用ライトはメタルラック1つにつき3本必要となります。
自分はメタルラックが2つなので6本購入しました。
連結コード
連結コードはメタルラック1つにつき2個必要となります。
この連結ライトのお陰でメタルラック全ての飼育容器に対してコンセント2つで光を届ける事ができています。電気代の節約にもなるのでお勧めです。
虫除けライト
地味に役立っているのがこの虫除けライトです。
我が家では夏場でも室内飼育をしているため、窓を閉めるなどの対策をしていても虫が部屋に現れがち。
室内に虫がいるのは困るので衛生面で設置していました。
夏場は室内の虫だけでなく、メダカの飼育容器にボウフラがわき、夕方だと蚊が飛び回るのなんとかしたいですよね。。。
10月以降の気温ではあまり心配はありませんが、部屋を少しでもクリーンにしておきたい人にはおすすめ。
メダカの室内飼育のせいで部屋に虫が飛んでいるんじゃないかと嫁に怒られ強制購入させられたのはここだけの話。
本日はここまで!
終わりに
以上がメダカ部屋制作(メダカの室内飼育)に当たって自分がAmazonで購入したグッズでした!
産卵の為の温度管理にエアコンを購入してしまったので、総額にすると、かなりのお金がかかっていますが一度作り上げて仕舞えば、その後は電気代くらいのもので維持費もそこまで大きな支出にはなっていません。
家のスペースに余裕があってメダカの室内飼育を本気で頑張ってみたいと思う方は是非挑戦してみてください!
飼育したメダカの販売をしてみたい方には下記の記事も合わせてお読みください。
この記事が少しでも読者の皆さんのお役に立てたなら幸いです。